LCA結果(報告書)のクリティカルレビュー
- 企業・団体が実施したLCAの実施方法がLCAの国際標準規格(ISO14044:2006)及びカーボンフットプリント(CFP)の国際標準規格(ISO14067:2018)に準拠していることを確認します。これらの国際標準規格は、「一人で行うクリティカルレビュー」と「三人以上のパネルで行うクリティカルレビュー」の二つを示しています。いずれも、LCAまたはCFP報告書に対するコメントの作成、及び、国際標準規格に準拠していればその証書を発行します。注)LCA及びCFPの国際標準規格では、「一般開示を意図する比較主張」では「三人以上のパネルで行うクリティカルレビュー」の実施が必要です。「一般開示を意図する比較主張」ではない場合でも、3人以上のパネルでクリティカルレビューを行うことで、より確実な確認になります。
- 一人のレビューアが行うクリティカルレビューの実施
報告書のレビューとコメントの作成:10ページまで30万円、以降2万円/ページ
さらに、専門家による証書を発行する場合の加算金額:10万円~
報告書の完成度によって、追加料金が発生する場合がございます。
・コカレントクリティカルレビュー
「コカレントクリティカルレビュー」は、ISO/TS14071:クリティカルレビューのプロセス及びレビューアの力4.3.4 Concurrent critical reviewに基づいて、LCA報告書の作成途中の節目で「中間クリティカルレビュー」を行い、LCAまたはCFP報告書の作成を円滑に進めることを目的としています。ただし、第3者の立場を維持するために、LCAまたはCFPの算定計算の詳細には立ち入りません。また、最終的にできあがった報告書のクリティカルレビューを受けなければなりません。「コカレントクリティカルレビュー」における「中間クリティカルレビュー」は、8万円/1時間です。「コカレントクリティカルレビュー」を行う経費は、最終的にできあがる報告書のクリティカルレビューを受けることを条件に、「中間クリティカルレビュー」の時間数で見積もります。
最終的な「クリティカルレビュー」の経費は、今までと同様、「10ページまで30万円、以降2万円/ページ」です。
実施方法の詳細は、お問い合わせください。
- 三人以上のパネルで行うクリティカルレビューの実施
クリティカルレビューパネルの準備段階のコメントの作成:50万円~
クリティカルレビュー委員会の開催とコメントの作成:40万円~
クリティカルレビュー委員会報告書の発行:10万円~
合計100万円~
三人以上のパネルで行うクリティカルレビューの手順(フロー図)注)上記1)及び2)で出されたコメントへの対応についての「技術指導」を実施しています。1)または2)の実施と技術指導を組み合わせることで、国際標準規格への準拠が容易になります。
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